肩が張りすぎず、下の方もすぼみが少ないものがおいしいにんじんを見分けるポイント。今年は生育がよく甘みがあるのでおすすめだそう。
農産物の収穫は地温が上がらない早朝のうちから。農産物の温度をできるだけ低い状態にすることが鮮度の良さには欠かせない。
家が農家だったので、小学校のころには「自分も農業をやる!」と決めていたという山田さん。昔から農薬や化学肥料を減らしている生産者が周りに多く、収量も高かったことから、自然と自分も挑戦してみようと思えたそう。
農薬を使える回数が限られている分、よく観察するようになったという。病気に対しては、今まで定期的に決まった量・薬を使っていたが、天気や気温、農産物の様子を見ながらタイミングを見て使うことで減らせるようになったそう。
土作りは、豊浦の名産である豚の堆肥を使っている。火山灰土壌の地域だが、豚の堆肥は非常に合うんだとか。軽く握ってもすぐにホロホロと崩れるやわらかさ。「土作りをキチっとすれば野菜が健康に育って、肥料を減らしてもキチっと穫れる。」土作りが進むにつれ、収量も上がってきているという。
この日はにんじんの収穫日。JAの方がハーベスターという大型機械を持って駆けつけてくれた。一面にあったにんじんが次々と収穫されていく。そのスピードは想像以上に速い。個人では買えない機械も共同で使えるのはJAの強み。
「土は野菜の強さを引き出す大切なもの。収穫が終わったらすぐに土壌分析をし、翌年に備える。農家にとっても、消費者にとっても、『みんなにいい野菜』をこれからも作っていきたいです。」
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