照りつける太陽がまだまだ暑い8月下旬。ピーマンの枝はその暑さをものともせず、上に向かってピンと伸びていた。成田空港から約4kmほどのところにある富里市。そこに越川さんの農場はある。
照りつける太陽がまだまだ暑い8月下旬。ピーマンの枝はその暑さをものともせず、上に向かってピンと伸びていた。成田空港から約4kmほどのところにある富里市。そこに越川さんの農場はある。
越川さんは、親子2代にわたり約20年以上有機栽培を行っている。ズバリ有機栽培で一番大切なのは?と聞くと、「土作りですね」とすぐ答えが返ってきた。
「野菜自身の抵抗力を高めれば、虫や病気にやられても負けずに新芽が出てきてなんとかなる。ただ、ベースではしっかりと育つ環境作りが大事。だから土作りにはこだわります。」
「野菜自身の抵抗力を高めれば、虫や病気にやられても負けずに新芽が出てきてなんとかなる。ただ、ベースではしっかりと育つ環境作りが大事。だから土作りにはこだわります。」
そう答える越川さんのところでは、土の栄養状態をしっかり土壌分析にかけるのと、自家製の堆肥を使って土作りを行っている。堆肥のベースとなるのは馬フン。古くから馬との関わりが強く、「競争馬のふるさと」として有名な富里らしいと言える。
有機栽培では化学的に作られた農薬は使えない。だから、虫や病気が出ても、「特別に何かケアするというよりは自然の流れに任せる」。それが越川さんのやり方だ。
有機栽培では化学的に作られた農薬は使えない。だから、虫や病気が出ても、「特別に何かケアするというよりは自然の流れに任せる」。それが越川さんのやり方だ。
越川さんの考える有機栽培とは?と問いかけると、「野菜本来の力を引き出すように、全力で野菜と向き合うことですかね。そうすれば野菜も結果を出してくれるので。」という答えが返ってきた。
越川さんの考える有機栽培とは?と問いかけると、「野菜本来の力を引き出すように、全力で野菜と向き合うことですかね。そうすれば野菜も結果を出してくれるので。」という答えが返ってきた。